お尻のぶつぶつにワセリンは効果がある?
お尻のぶつぶつにワセリンは効果がある?
リップバームなどのガサガサ対策に人気のワセリンですが、お尻のぶつぶつにも良いという噂もあります。
でも、本当にワセリンがお尻ニキビに効果はあるのでしょうか?
最初に言っておくと、
ワセリンは、<<あるブツブツ>>には効果があります。
でも、悪化してしまうブツブツもあるので、ちゃんと症状をみて使うことをおすすめします。
乾燥した肌にはいい保湿剤ですよね^^
ワセリンの成分は?
ワセリンの成分は100%ミネラルオイルです。
【ワセリンの効果・効能】
手足のヒビ、アカギレ、皮ふのあれ、その他皮ふの保護
油の皮膜をつくるので水分の蒸発を防ぎ、乾燥からお肌を守る効果があります。
ワセリンといえば、私が思いつくのは
リップクリーム
ですね。
乾燥した季節に唇の保湿剤として使うイメージです。
そのほかにメイク下地や髪に使ったり、靴擦れ防止などいろんな使い道にがあるんです。
ワセリンが皮膚をコーティングしますから皮膚から水分が失われるのを防ぐので、肌がガサガサしている症状を軽くする効果があります。
ちなみに、皮膚トラブルを治してくれているのではなく、蓋の役割をして皮膚の力を発揮するお手伝いをしてくれてるんです。
あくまで保湿剤ですね。
ワセリンは使う中で注意点があります。
ワセリンは鉱物油ですので、つけすぎるとベタベタするしテカりやすいです。
沢山ぬったからといってさらに効果が高いというわけではありません。
ワセリンはお尻のぶつぶつに効果がある?
ワセリンは赤ニキビは危険!白ニキビにはいい?
先ほど言ったようにワセリンは保湿剤です。
なので、ワセリンにはニキビを治す作用はありませんが、油ですから毛穴の汚れを取れやすくしたり、肌の乾燥を防ぐ働きがあります。
しかし、ワセリンそのものに「ぶつぶつを治す」効果は期待できません。
むしろワセリンを塗ることで毛穴が閉じますし、石油系の油のため悪化する可能性もあります。
さらに、紫外線の強い時期に、顔や腕など肌を露出している場所に塗ると「油焼けをする原因」となります。
(今回はお尻ですからあまり関係ありませんけどね^^)
お尻は実は、皮脂分泌が多い部分ですので、ワセリンの油分によってさらに毛穴が詰まってぶつぶつの原因になる場合があります。
ぶつぶつを引き起こす原因菌として知られている【アクネ菌】は、
酸素を嫌い油を好む
という性質を持っているからですね。
ですが、
ニキビの症状の中でも【あるニキビ】はワセリンで予防できる可能性があります。
それは、白ニキビです。
白ニキビができる原因は、毛穴のつまりです。
白ニキビは、肌が乾燥し角質が増えると毛穴が詰まるとできるのですが、
ワセリンの保湿効果で乾燥を防ぎ、肌本来のバリア機能を回復します。
これにより角質の過剰発生を防ぎ、白ニキビの発生を抑えることができます。
ですが、炎症を起こしている赤ニキビは、すでにアクネ菌が増殖した状態。
そこへワセリンを塗ると、「油が大好物の」アクネ菌にとっては好環境となるため、ニキビはどんどん悪化してしまいます。
ワセリンはニキビの種類によって良くもなり悪くもなります。
なのでネットの口コミなどで「ワセリンがニキビに効果がある」という話を100%信じるのはちょっと怖いかも。
自分のお尻ニキビの症状を把握して使ってみるといいですね。判断が難しい時もありますけどね。
お尻だからよく見えないし・・・(;'∀')
もし、保湿だけなく、炎症を抑えたり、黒ずみ対策も一緒にしたいなら「お尻ケア専用クリーム」を使うのが、【お尻がきれいになるまでの時間を短縮】できるのでおすすめです。